2024.09.25
2024/09/25
リノベーション工事をお考えの皆さまへ、今回は工事の流れをご紹介したいと思います。
リノベーションとは、単なる修繕や改修ではなく、住まいの機能やデザインを大幅に向上させ、新たな価値を生み出すプロセスです。
リフォームが現状回復や修繕を主な目的とするのに対し、リノベーションはより大きな視点で間取りを再構築し、理想の空間に生まれ変わる大型工事のことです。
そんなリノベーションで素敵に生まれ変わった事例をご紹介していきたいと思います♪
目次
今回ご紹介させていただく物件は、松本市深志S様のリノベーション事例です。
子供たちが大きくなり、それぞれの生活スタイルに合わせたお部屋にしたいとご依頼をいただきました。
こちらは工事前の様子です。
昔ながらの日本家屋で、一枚窓にお風呂もタイル床で冬は寒く、暗いキッチンもお悩みの一つでした。
間取りの変更と断熱材の再設置を行うため、まずは既存の内装を一新するべく、下地を除くほとんどの部分を解体していきます。
これにより、建物の骨組みをしっかりと確認しつつ、新たなレイアウトや性能向上に必要な基礎を整えることができます︕
解体工事が完了した後、水回りの位置変更に伴い、まずは既存の給排水設備を切り離します。 その後、新たなレイアウトに合わせて、給排水管を適切に配置するための配管工事を進めていきます。
次に、下地の調整やフリク作業を丁寧に行い、断熱材の施工に移ります。 断熱材は、床だけでなく、天井や壁にも施していきます。家全体の断熱性能を高め、快適な住環境を実現します。
断熱作業が完了した後、いよいよ大工工事が始まります。壁や床、天井の下地を整え、新しい間取りに合わせた仕上げ作業が進められて行きます。
床の下地工事がある程度進んだ段階で、次に電気配線の切り回し作業を行います。 新しい間取りに合わせて、各部屋に必要なコンセントや照明の位置を考慮し、配線を最適なルートで配置していきます。
部屋の間仕切り施工に取り掛かります。新しい間取りに基づき、部屋同士を区切る壁やドアの枠組みを慎重に組み立てていきます。
大工工事が進み、水回りの設備工事がスタート。お部屋の全体像がより具体的に見えてきます︕
間仕切り工事が完了した段階で、次に床の仕上げであるフローリングの施工に移ります。 新しい空間にふさわしい無垢のフローリング材を一枚一枚丁寧に敷き詰めていきます。
外回りもスタートしています︕
今回はサッシ周りも一部変更を行ったため、外壁の仕上げにも手を加えていきます。 新しいサッシに合わせて、既存の外壁と違和感なくつながるように左官処理を丁寧に施します。 この工程では、外観の美しさを保つだけでなく、耐久性や防水性も考慮しながら施工を進めます。
左官処理が無事に終了した後は、次に既存の壁の形状に合わせて塗装作業を行います。 新しく左官処理した部分が、既存の壁と一体となるように、色や質感に細心の注意を払いながら丁寧に塗装を施していきます。
施工ボードも綺麗に仕上がり、クロスを貼るためにパテ処理を行って行きます。
最後にクロスを張って完成です︕
今回はお家丸ごとリノベーションとなりましたので、工期は4ヶ月、長い間ですが素敵なホワイトグレーのモダンな室内に生まれ変わりました。
開放感のある対面式キッチン。
キッチンはクリナップのステディア、ロッシュチャコール面材のシックなシステムキッチンです。
寒いタイル風呂からユニットバスにリフォーム。
お風呂はTOTOサザナ、ウッド調でリラックスできる空間に。お手入れしやすい棚なしの快適なユニットバスです。
家族全員で使える部屋丸ごとのクローゼットも収納たっぷり可能です。
明るいモダンな素敵な玄関になりました。
トイレはTOTOのGGです。
今回は素敵なリノベーション事例をご紹介させていただきました。
今後のリフォームやリノベーションの参考にしていただければ幸いです。
またご相談やご質問がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
読んでいただきありがとうございました。