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2020.09.18

2022/01/24

外壁塗装は必要?
塗装すべきか迷っている方必見

外壁塗装について

お家の外壁塗装には、どんな意味があるのかご存知でしょうか?

私を含め、『見た目をキレイにしたい!』と思っている方が多いのではないでしょうか。
新築のようなキレイさを取り戻せる事が目的でもありますが、それ以外の意味については、いかがでしょうか。

この記事では外壁塗装の本当の意味、役割について言及してまいります。
「そもそも外壁塗装は必要?」「高い費用でする意味はある?」と外壁塗装をすべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装の意味

完成の写真

塗装には『家をキレイにする』『家を保護する』などの意味があります。

家をキレイにする

「見た目が1番!」 もちろん大事な目的です。

・既存の外壁を出来る限り変えずに復活したい!
・家のイメージチェンジをしたい!

そう思ってらっしゃる方は少なからずおります。私もです。
外壁が黒ずんでいると何となく、人目を気にしてしまいますよね。

家を保護する

塗装には家をキレイにする以外にも、実は『家を守る』という重要な役割があります。
さらに選ぶ塗料の種類によって、その機能性も発揮してくれます。

-どうやって?何から守るの?-
塗装は、雨風や紫外線などの環境から家を守るという大事な役割があります。

外壁を塗装することで、家の内部に侵入する水、埃、紫外線の影響を出来る限り防ぎます。
外壁が劣化し亀裂が入っていると、そこから水分が浸透し、木部を腐食させたり、鉄部のサビを広げたりする恐れが発生します。
その時点で、塗装以外の修復費用がかかるだけでなく、腐食を見過ごすと最悪の場合は下地が壊れて、雨漏りなどの別の工事費用も発生してしまうことも。。。

外壁は家を建ててから永久的ではありません。
雨風や太陽光線(紫外線)、外気温・湿度など様々な影響によって劣化は少しずつ進行して行きます。
約10~15年で本来の性能を保てなくなってしまうのです。そこで、メンテナンスを行い外壁の保護効果を高めていくことが大切です。 そのために最適な工事が『外壁塗装』なのです!

外壁塗装を考える

外壁塗装工事に機能性のある塗料を選べば、塗装することで、家はさらに住みやすく快適になります。

たとえば、防水性能をもつ弾性塗料を塗装すると、壁がひび割れても建物内部への水の浸入を防ぐことができ、 防カビ塗料を塗装すると、カビの発生を抑えることができます。

塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」など、様々なものがあります。
同じ性能でもメーカーによって実際の性能に違いがあるため、詳細は塗料ごとに確認するのがオススメです!

塗装の種類

塗料の並んだ写真

ここでは簡単に塗料の種類をご紹介します。

アクリル(水性・油性) 約3~5年 (1缶あたり/15~50㎡)5,000~15,000円
汚れやすく耐久性が低い特徴があります。
短期間で塗り替えメンテナンスをする必要があるので、外壁塗装に使用されることは少なくなっています。
ウレタン(水性・油性) 約5~7年 (1缶あたり/15~50㎡)30,000~80,000円
昔はウレタン塗料が主流となっていましたが、今ではシリコン塗料を使用することが一般的になり、
外壁塗装での使用頻度は少なくなっています。しかし、密着力があり汎用性が高い塗料のため、 雨どいなどの付帯部や木部用塗料として使用されることが多くあります。
シリコン(水性・油性) 約7~10年 (1缶あたり/15~50㎡)40,000~100,000円
遮熱機能が付加された商品や耐候性の高い商品などがあり、カラーバリエーションも多く揃っています。
外壁塗装に使用される塗料として人気の高い塗料です。
フッ素(水性・油性) 約15~20年 (1缶あたり/15~50㎡)70,000~130,000円
フッソ塗料とは、主成分である樹脂がフッ素系の塗料のことです。
遮熱塗料(機能塗料)(水性・油性) 約15~20年 (1缶あたり/15~50㎡)80,000~130,000円
断熱塗料は、「夏は涼しく、冬は暖かい」優れた塗料です。
耐久性・機能性に優れ、1年中快適な室温を保てます。
クリアー塗料 約15~20年 (1缶あたり/15~50㎡)50,000~120,000円
外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができます。
既存の外壁を復活させたいという方におすすめです。

※塗り方によって㎡数の変動があります。

※塩害や凍害、雨などの劣化を早くする要素が含まれていないため、あくまでもテスト上の耐久年数になってしまいます。 実際に住宅に塗ると思ったより耐久しなかったということがあります。

※塗料よっては、特に寒冷地の外部塗装(屋根)に使用する場合、塗料によってはザラザラした材質に雪が引っ掛かり、 雪が落ちずに、重みで屋根が歪んでしまう場合があります。 そうなると雨漏りの原因となったりするので、注意が必要です。

塗料はそれぞれ既存のお家の材質によって使えるものが違います。
例えば既存の塗膜が水性か油性かでも、使える塗料は変わってきます。
選び方は適材があるので、実際に外壁を見てもらい、専門の意見を聞いて選びましょう!

塗り方

職人さんの写真

1.足場
職人さんが安全に作業を行うために足場を組み立てます。
2.洗浄・補強
外壁面全体の長年の汚れやゴミなどを落として、新しい塗料を塗りやすくするために、一度キレイにします。
3.養生
窓周りや塗装しない箇所に塗料が付かないように養生を行います。
4.下塗り
既存の塗装が浮かび上がって来ないようにするための下地処理と新しい塗料が乗りやすいようにするための接着剤の役割です。
5.中塗り
中塗りで、お客様が選んだ塗料を塗ります。
6.上塗り
一度塗りだけだと、必ずムラが出るので、また同じ塗料で上から塗ります。塗膜の厚みを均一にする役割があります。

重要ポイント!塗装業者の見極め方

足場写真

塗装業者は沢山あります。
あまりいいお話ではありませんが、中には「塗料の希釈(塗料を薄める量)」を守らずに、 水・シンナーで多く薄めて塗装範囲を広げる業者もあります。
例えば、1缶の塗料で10㎡塗るはずが、多く薄めて15㎡塗るのでは値段も変わってきます。1缶で15㎡塗れる方が安くすみますからね。

希釈率が多いと(薄めすぎると)、塗装の効果も、耐久年数も変わってきます。
塗料にはメーカー推奨の希釈率が必ずあります。もし工事をお考えの時は、希釈率もちゃんと説明してくれる業者さんをおすすめ致します。

最後に塗装の豆知識

老朽化写真

塗装は、サイディングボードやガルバリウム鋼板、モルタル、屋根であれば瓦屋根やトタン板、金属系ボード、木材など様々な箇所に可能です。

木部の塗装について

木部塗装は、既存の色より濃く塗装する分には難しくありません。
しかし、既存の色より薄くしたい場合は、漂白剤を木部に塗布して、色を抜いてから新しい塗料を着色します。 熟練の職人さんが、しっかりと下処理をしてからでないと、ムラになったり、 材質自体が痛んでしまう場合がありますので、注意が必要です。

まとめ

以上、外壁塗装についてまとめてみました。
まだまだ細かい詳細など沢山ありますが、外壁リフォームをご検討の方は、WEB上に沢山の情報がありますので、 失敗しないためにも色々勉強してはいかがでしょうか。
もちろん当社でもご相談承りますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

読んでいただき、ありがとうございました。

2020.09.18 Posted by YUIMARL+1 AM11:00 │